2017.12.2

早いもので師走、シアターΧのある両国では赤穂浪士ゆかりの地であることから義士祭などの催しが予定されています。

シアターΧの隣の回向院には、動物の慰霊塔や鼠小僧の墓があり、訪れる人が絶えないようです。

例年春秋2回公演の名作劇場ですが、今回は一ヶ月程遅い開催になりました。

本日楽日。満員御礼。

「ことづけ」は1949年発表、翌1950年3月初演。戦後間もない頃の世相を背景に、強盗に入られた農家の主人と強盗一味の母親のやり取りに、愚かでおかしくもある人間の存在が見え、生き生きとした5人のセリフでしみじみと笑えました。

かたや「喜寿万歳』は旅回りのための芝居小屋が舞台、助平爺さんと賄いのおばさんとが繰り広げる地方の風俗と人間模様が描かれる喜劇。おそらく御殿場(作者山本雪夫の出身地)の方言で綴られている。

●次回名作劇場は2018年3月27〜31日

No.93 阿木翁助『長女』

No.94 深沢七郎『木曾節お六』

2017.11.20

東京新聞(11月19日)にて第45回名作劇場の紹介記事が掲載されました。

記事はこちら

2017.11.12

劇集団 光公演 初日・千秋楽共に満員御礼。

ことに千秋楽においては、補助席使用になり、大変ご不便をおかけしました。

次回公演は2018年6月7~10日上野ストアハウスにて清水邦夫 作「楽屋」別役実 作「天神様のほそみち」の予定です。

劇集団 根 3回めの公演でした。

生徒役も3人め、幕切れには次の生徒そして、40人になりますかどうか。

次回はなにやら、仕掛けが…

死体の数を数えるのはあくまでも、脚本上の生徒のこと。現実は、9人ですらあな恐ろし。。

2017.9.30

10月22日(日)14時上演の回のみアフタートークが有ります。約30分(無料)

「サーマービル・レイディ」の背景となる事象に詳しい河野芳英(大東文化大学文学部英米文学科)教授をお迎えして、劇作家平石耕一氏と作品についてご紹介します。

河野教授は「イギリス湖水地方」の特集でTBS「日立 世界ふしぎ発見!」に出演。

番組ではイギリス湖水地方の自然や固有種の羊、ナショナルトラストの成り立ちなどが紹介されました。

進行:間中由希(友情出演)

※残念ながら、この回はキャンセル待ちとなっております。

予約済みの皆様、是非アフタートークもお楽しみください。

2017.9.20

公演まであと一か月。平石耕一事務所のアリーナ劇場も5年目に突入。

あらためて、ご紹介。

平石耕一氏が文化庁在外研修員として渡英、劇作家、演出家として活躍するアラン・エイクボーン氏のもとで学び、彼の劇場スティーブン・ジョーゼフ・シアター『四面客席、すり鉢状の空間』を模して上演。

この劇場形式に最も適しているのが、北千住のミニシアター。

演技者は観せるのではなく舞台に存在することを重視、観客はその世界を自ら観る。座る位置によって、クローズアップが異なるのも楽しみの一つ。通常の額縁舞台では味わえない臨場感たっぷりの公演です。

2017.5.17

3月に出演した名作劇場の劇評と写真がテアトロ5月号に掲載されました