2019.3.31

新元号の発表が明日行われる。

4月30日と5月1日 何も違わないはずだけれど、ある時振り返って時代の節目と呼ばれる。

60年前、土門拳は北九州筑豊にいた。前年発表された写真集『ヒロシマ』に続く、ドキュメントを撮影していた。昭和のドキュメントを数多く残し、その写真以上に力強いことばは心に響いてくる。

次回『拳』4月23〜26日公演になります。土門拳と弟子たちの物語。数多の登場人物を11人の俳優が演じます。今回はアリーナ劇場ではありませんが、どのような舞台になるのでしょうか。

2019.3.16

48回めの名作劇場、楽日満員御礼。

日本近・現代秀作短編劇100本シリーズ

今回で97・98作の上演となりました。

 

「犬を食ってはならない』

東北の田舎町。村議に立候補するのが道楽の部落長・長兵衛(根岸光太郎)は持病の喘息が治ると信じて赤犬を食ってしまう。

里の鳥を守る動物愛護団体の立ち上げのため人材を探す公民館長・三之助(菅原司)は、犬を食ったと噂のある長兵衛に真相を正す。

立場を悪くしたくない長兵衛は、食っていないと言い張るが、公民館長が証人を連れに戻った間に、赤犬を殺した吾作(村瀬知之)がどぶろくを土産に酔って現れ、あたふたする。

証人として連れられてきた青年団幹部・風見(武藤広岳)は噂の出所として意外な人の名前を告げる。

公民館長の妻・お八重(矢内佑奈)、長兵衛の妻・おさく(おぎのきみ子)も加わり、真相が…

どこかずれたとぼけた会話が楽しい、肩のこらない農村喜劇

『良縁』

父親・茂二(井ノ口勲)の故郷に疎開し、本家の元で農作業をし生活する一家。許嫁を戦争で亡くした長女・敏子(田中香子)は、地元有力者の息子との結婚を本家の伯父(湯沢勉)に勝手に進められている。

本家に世話にならなくては生きていけない現状で結婚を勧めざるをえない両親に、結婚はしたくない、東京に戻り働きたいと告げる長女。長女を応援する次女・政子(高野百合子)。縁談話を聞きつけ祝いを届けに来た小母(大橋芳枝)と母親・のぶ(平山真理子)は、本家の庇護を受け結婚するしかないと説得する。

泣きすがる母親に、女が生きる辛さを思い知っているからこそ、我慢しても結婚を勧めることを語らせている。

皆が本当の幸せな「良縁」を望んでいる。

2018.11.1

劇集団光は2006年より活動を始め、13年め。6月と11月の年2回、主に別役実作品の上演を行っています。

今回は過去上演回数が一番多い『天才バカボンのパパなのだ』、清水邦夫作『ぼくらは生まれ変わった木の葉のように』の二本立てです。

キャストの組み合わせは何通りかあり、演出にも違いがあります。

リピーターとして、チケットの半券をご持参いただくと500円にて観劇できます。

次回公演より劇場が「すみだパークスタジオ倉」に変わります。

 

●劇集団光のホームページできました。出演者募集中です。詳しくは「リンク」よりどうぞ

2018.10.31

今や客席が360度回転し、プロジェクションマッピングによる背景の効果は、役者の存在と共に劇の面白さを増幅させることを実感します。

様々な試みを多くの劇場で観る機会があります。試みの内容は様々で文字や言葉で伝えにくいものもあり、それこそが生の舞台を観る楽しみだと思います。

 

四面客席の芝居を観る機会は日本では少ないですが、額縁(プロセニアム・アーチ)舞台にはない演出を体感できます。

今回の平石耕一事務所アリーナ劇場は、舞台装置がありません。客席に囲まれた四角い空間があるのみ。客席の四隅と客席裏の花道から安藤昌益一行や讃岐の人々が登場し物語が進行します。イギリスではプロセニアム・アーチ以前、シェークスピアが活躍した時代、舞台は客席に張り出しており、複数の方向から観劇できるものが主流だったとか。観客は役者と劇空間を共有しているため、身近なものとして楽しむことができます。

 

次回 平石耕一事務所アリーナ劇場「自り伝」は琉球編、新たな演出が楽しみです。(管理人)

2018.5.24

「平成のほほ笑み」

月曜まで上演中



2018.5.11

朝日新聞夕刊

『戦争と日本人』公演情報と読者ご招待も

 

テアトロ6月号に公演案内が掲載されました。

5月は

『戦争と日本人』第2弾「平成のほほ笑み」

6月は

劇集団 光 「楽屋」「天神様のほそみち」

劇集団 根 「授業」

 

3月に出演した第46回名作劇場「長女」劇評と舞台写真掲載されました。

2018.5.5

「戦争と日本人」公演情報掲載のお知らせ

◆シアターガイド6月号

5/2発売

◆テアトロ6月号

5/11発売

◆朝日新聞5/11夕刊

東京芸能情報欄

2018.4.17

5月は二人の劇作家の新作による競演(共同公演)に出演します。

まもなく終わってしまう「平成」

この時代の流れの中にあって、二人の作家は何を提示するのでしょうか。

 

平石耕一作「平成のほほ笑み」

竹内一郎・中島直俊作「若者たち2018」

 

<ラジオ番組での告知のお知らせ>

2018年4月21日(土)10:30~

調布エフエム 83.8MHz

http://www.chofu-fm.com/

●ラジオボンバー「芝居のススメ」

 公開生放送に竹内一郎氏が出演します

2018.3.1

今回の名作劇場で根岸は、阿木翁助 作「長女」に出演します。

阿木作品に初めて出演した頃からの数々の思い出などを上演パンフレットに寄せています。

2011年、ムーランルージュ新宿座の80周年記念の映画では、作中劇「女中あい史」にも女中の働く家の居候で、奥さんの弟役として出演しました。

「女中あい史」の初演(1936年)の配役は、主役の女中を原秀子、その娘役を当時踊り子だった関志保子、居候の弟を藤尾純。

阿木氏については、著書「青春は築地小劇場からはじまった」にある”演劇史的出来事の現場からの証言”の言葉通り、演劇との出会いから幾多の現場での出来事が綴られており、生の演劇史、芸能のエピソードには事欠かない。

上記、関志保子さんと宇野重吉さんを引き合わせたことも思い出深い出来事だったと記されています。